三多摩車人形を育てる会

車人形の新しい発展を願って1985年に創立した三多摩車人形を育てる会の活動をご報告します

2023年車人形と和楽器の講習会第8回目を行いました

1月19日(金)車人形の講習会は、最初に「わらべ歌メドレー」を人形をつけて通しで動いてみました。何度か練習しているためか4人ともスムーズに動けていました。次に創作劇「あきしまくじらのひげ」を体で動いた後、人形をつけて練習しました。「まだせりふが入っていないので、もっとお客さんの目線から分かりやすい動きができるようにしたいです」や、「演技が得意でないけど大きく動くことで表現していきたいです」という感想が出ました。途中、フィンランドからいらした方が人形を見学「歩く人形は初めて見た。すごい」と喜んでいました。

 1月19日(金)太鼓の講習会は今回も1人が欠席、講習生は2人でしたがベルギー生まれフィンランド在住の見学者が来て一緒に太鼓の練習をしました。童謡の練習もわらべうたメドレーの練習も、3人一緒に歌いながら太鼓をたたきました。その後、よせ太鼓の練習は大太鼓のパート練習と締太鼓の各パートを繰り返し練習しました。「わらべうた、日本の歌が改めて良いなと思いました」「歌うとなんかいけるかと思った」等の感想が出ました。

1月24日水曜三味線の講習会は、2人が欠席、金曜の人が1人加わり4人で練習をしました。三味線体操の後、開放弦と「たこたこあがれ」の練習、そして合奏曲「さくら」の練習をしました。前回弾いたところを繰り返し練習し、自主練習の後全員で弾いてみました。その後、わらべうた「あぶくたった」の練習、更に調弦方法の確認をしました。最後の交流会では「できた。あーっという間に終わった」と言う声や「子どもに新たな発見ができ、刺激を受けた」という感想が出されました。

1月26日(金)箏の講習会は、体操の後、「わらべうたメドレー」の通し練習と箏講習生の発表会の出し物、わらべうた3曲の練習をしました。最初の「なべなべそこぬけ」は一人ずつ弾いて輪奏しましたが「輪奏にすると豪華な感じ」という感想が出ました。その後、「古謡・さくら」の練習をしました。シの絃を押してドを作るという事が初めてで正確な音を出すのが難しかったです。「さくらはなんとなく、箏を弾いているなあという感じがしました」という感想が出ました。

1月26日金曜三味線は1人水曜日に変更のため、3人で講習会を行いました。最初、体操の後開放弦と「たこたこあがれ」の練習をしました。一人がたこ糸の切れる音「ピューン」を入れるという事にしたら「ピューンを入れるのが楽しかった」という感想が出ました。その後合奏曲「さくら」とわらべうた「あぶくたった」の練習をしました。最後に三味線調弦方法を調子笛で合わせる練習をしました。レの音を覚えて自分の声で確認することを学びました。交流会では「ちゃんとした音を出すこと、指つかいが難しい」という感想が出されました。