三多摩車人形を育てる会

車人形の新しい発展を願って1985年に創立した三多摩車人形を育てる会の活動をご報告します

昭島で生まれた車人形とタイコ・箏・三味線講習会発表会を行いました

タイコ班:「寄せ太鼓」「どんぐりころころ」「茶つみ」「ずいずいずっころばし」

車人形班:創作劇「あきしまくじらのひげ」

箏班:「なべなべそこぬけ」「一番星みつけた」「ひらいたひらいた」

箏・三味線班合同:「合奏・さくら」

三味線班:「たこたこあがれ」「古謡・さくら」

4班合同:~わらべうたメドレー~ 「せっせっせ」「ほたる」「ゆうやけこやけ」「あぶくたった」

3月22日(金)昭島市公民館小ホールにて昭島で生まれた車人形とタイコ・箏・三味線講習会・発表会が行われました。

司会は「子ども車人形の会」改め「昭島車人形の会Aruk」の3人。金の蝶ネクタイを胸に・髪につけ、楽しく会を進めてくれました。

本番直前まで「ドキドキする」と言いながら練習に励んでいた講習生。「緊張した!」と言いながらもさすが本番に強い!しっかりと演奏・演技をすることができました。

当日観にいらしてくださった方々からも「短い練習時間で素晴らしい発表だったと思います」「伝統の楽器や車人形を若い子どもの時から体験することは大変大事な事と思いました」などたくさんの感想文を頂きました。

ありがとうございました。

2023年度車人形と和楽器の講習会第11回目を行いました

3月1日(金)車人形の講習会は、最初に「わらべうたメドレー」を、次に創作劇「あきしまくじらのひげ」を本番通りに練習しました。「次は合同練習で音楽に合わせて練習できるので楽しみです」という感想や、今回は語りのために参加していたAruk(旧子ども車人形の会)の人も「みんなと一緒にやるのは初めてだけど私がやるのよりもうまいなあと感じた。スムーズに動いてくれたから語りもやりやすかったです」という感想が出されました。

3月1日(金)タイコの講習会、今回は2人が欠席で講習生は1人でした。基礎練習・応用練習の後、タイコの課題曲を数回繰り返し練習しました。休憩の後、後半は「わらべうたメドレー」を歌を歌いながら練習しました。最後は「寄せ太鼓」の大太鼓の練習。最初は「50%位思い出してきた」と言っていた講習生も最後には「歌っていた方がリズムが取りやすい。でも前奏や大太鼓の交代が不安」という感想を出していました。「わらべうたは三味線が掛け声をかけてくれます。タイコの人数は会場で実際叩いて音の大きさで検討します」という事を話しました。

3月8日(金)箏の講習会は、2人が欠席で講習生は2人でした。最初に箏班発表曲を流れに沿って数回繰り返し練習しました。その後、「わらべうたメドレー」の自主練習をして、通し練習をしました。最後に「合奏曲・さくら」の練習をしました。1期生が参加し、前弾きを入れてくれました。「2期生と一緒に練習するのは初めてなので緊張した」という声や「担任の先生に発表会の事を話した。兄や同級生なども誘っている」というような声が出されました。

3月8日金曜三味線は、最初一人が別室で補習、残り3人で練習をしました。最初開放弦と「合奏曲・さくら」の練習をしました。その後、三味線班の発表曲「たこたこあがれ」と「古謡・さくら」も本番通り、交替の掛け声を入れて練習しました。最後に「わらべうたメドレー」の練習の後、合同で、育てる会の人が歌を入れて通し練習をしました。「楽しかった。余裕だよ」の声や「追いつくように頑張る」という声が聞かれました。

3月13日水曜三味線の講習会は、最初に「合奏曲・さくら」の練習をしました。その後「たこたこあがれ」と「古謡・さくら」のメロディと伴奏の練習をしました。最後に「わらべうたメドレー」の練習。春・夏・秋・冬の4曲を通して弾く練習をしました。最後の交流会では「元担任の先生に呼びかけました」という報告もありました。

 

2023年度車人形と和楽器の講習会第10回目を行いました

2月16日(金)車人形の講習会、今回は2人が欠席で講習生は2人でした。育てる会の2人が休みの人の人形を遣い、最初に「わらべうたメドレー」を、次に創作劇「あきしまくじらのひげ」を車人形で練習しました。今回もタブレットで撮って、自分の動きを見て感想を出し合いました。「自分の中で作品に入り込んでいないのでどうやったら大きく見せられるか難しい。人間と人形は動ける範ちゅうが違うから表現するのが難しい」「お客さんから見て大きな動きでないと伝わらない。人間が動く時は言い方で伝わる。語りの表現を体でやると伝わるのではないか」という感想が出されました。

 2月16日(金)太鼓の講習会、今回は2人が欠席で講習生は1人でした。体操の後、前半は寄せ太鼓の練習。大太鼓を3回叩いた後、締太鼓を入れて練習しました。その後、大太鼓の間を切らさずに交代して叩く練習をしました。後半は太鼓の課題曲と「わらべうたメドレー」の練習。 本番通りに一人で叩いたり、人が増えたり、3人で叩いたりする練習もしました。途中「大太鼓を叩くことはやりたいけど高度過ぎるかも」という発言が出ました。

2月23日(金)箏の講習会は、最初に箏班発表曲を流れに沿って数回練習しました。その後、「わらべうたメドレー」のおさらいをして、通し練習をしました。最後に「合奏曲・さくら」の練習をしました。かき爪・わり爪・合わせ爪・カーラリンの練習をした後、前びきを入れて通して練習をしました。「ソソラシラのシラが分からない。もう少し練習をしたい」「最後は何回もやったからひけそう。その前のフレーズは難しい。おさらいをしてからじゃないとできないからおさらいをして欲しい」というような積極的な感想が出されました。

2月23日金曜三味線は体操をした後、開放弦と「合奏曲・さくら」の練習をしました。前回休みで1か月ぶりだった人も、手本をしっかり見て左手指使いがうまくできていました。その後、三味線班の発表曲「たこたこあがれ」も「古謡・さくら」も本番通り、交替して練習しました。休憩の後は「わらべうたメドレー」の練習。ナレーションと歌も入れて通し練習をしました。

2月28日水曜三味線の講習会は、2人が欠席で講習生は4人でした。最初に「合奏曲・さくら」の練習をしました。自由練習も入れ、繰り返し何度も練習しました。休憩の後「たこたこあがれ」と「古謡・さくら」の練習。掛け声も決め、本番通り水曜日と金曜日の班に分かれての練習をしました。その後、「わらべうたメドレー」の練習。自由練習をしながら、みんなで弾くことができました。最後の交流会では「小学校の保護者会があるので、そこで発表会の宣伝をします」という声が出され、チラシも持っていってくれました。

 

2023年度車人形と和楽器の講習会第9回目を行いました

2月2日(金)車人形の講習会は、最初に「わらべ歌メドレー」を、次に創作劇「あきしまくじらのひげ」を車人形で練習しました。今回はタブレットで撮って、自分の動きを見てさらに良くしていこうという練習にしました。「タブレットを見て、登場人物のそれぞれの性格に合わせて動くのは難しいけど、自分なりの表現でやって車人形の魅力を広めていけたらいいなと思います」という言葉や、語りとして参加したAruk(旧子ども車人形の会)の人からは「年齢が低いのでたくさん動いている方が子どもらしくて良かった」という感想が出ました。

2月2日(金)太鼓の講習会、今回は2人が欠席で講習生は1人でした。基礎練習の後、童謡の練習・わらべうたメドレーの練習をしました。その後、寄せ太鼓の練習は、大太鼓のパート練習をしました。口唱歌で確認して締太鼓で通し練習をした後、大太鼓を叩いてもらいました。「大太鼓は音が大きいのでドキドキする」と言っていましたが、振りを大きく力強く叩くようにしてもらい、最後に締太鼓3人と笛を入れて合奏しました。「バチの持ち方に気を付けてやらないといけない。自然にできるようにしたい」という感想が出ました。

2月9日(金)箏の講習会は、最初に「わらべうたメドレー」と箏講習生の発表会の出し物、わらべうた3曲の通し練習をしました。その後、「古謡・さくら」の練習をしました。新しくかき爪・わり爪・合わせ爪・カーラリンと連の練習など、難しいことがたくさんありましたがみんながんばって練習をしました。「知っているさくらとちょっと違う感じがしたけど、何とかがんばれたような気がする」「ドレミ シャン カーラリンなどが難しかった。難しかったけど楽しかった」というような感想が出ました。

2月9日金曜三味線は2人が欠席のため講習生は一人でした。体操の後、開放弦と「たこたこあがれ」「古謡・さくら」「合奏曲・さくら」の練習をしました。楽譜を見ないでしっかりと手本を見て三味線を弾くことができていました。休憩の後、わらべうたメドレーの練習をしました。交流会では講習生より「耳で音を覚えるようにしたい」との発言がありました。三味線を持つ姿勢が良くなったと思いました。

2月14日水曜三味線の講習会は、5人が欠席で講習生は一人でした。最初に「合奏曲・さくら」の練習をしました。繰り返し何度も弾きましたが、講習生より「手本を録音して家で練習する」という発言がありました。休憩の後「たこたこあがれ」と「古謡・さくら」の練習をしました。本番での弾き方を学びました。その後、わらべうたメドレーを弾きました。最後の交流会では「今日はたくさんあったけれども楽しかった」という感想が出されました。

 

2023年車人形と和楽器の講習会第8回目を行いました

1月19日(金)車人形の講習会は、最初に「わらべ歌メドレー」を人形をつけて通しで動いてみました。何度か練習しているためか4人ともスムーズに動けていました。次に創作劇「あきしまくじらのひげ」を体で動いた後、人形をつけて練習しました。「まだせりふが入っていないので、もっとお客さんの目線から分かりやすい動きができるようにしたいです」や、「演技が得意でないけど大きく動くことで表現していきたいです」という感想が出ました。途中、フィンランドからいらした方が人形を見学「歩く人形は初めて見た。すごい」と喜んでいました。

 1月19日(金)太鼓の講習会は今回も1人が欠席、講習生は2人でしたがベルギー生まれフィンランド在住の見学者が来て一緒に太鼓の練習をしました。童謡の練習もわらべうたメドレーの練習も、3人一緒に歌いながら太鼓をたたきました。その後、よせ太鼓の練習は大太鼓のパート練習と締太鼓の各パートを繰り返し練習しました。「わらべうた、日本の歌が改めて良いなと思いました」「歌うとなんかいけるかと思った」等の感想が出ました。

1月24日水曜三味線の講習会は、2人が欠席、金曜の人が1人加わり4人で練習をしました。三味線体操の後、開放弦と「たこたこあがれ」の練習、そして合奏曲「さくら」の練習をしました。前回弾いたところを繰り返し練習し、自主練習の後全員で弾いてみました。その後、わらべうた「あぶくたった」の練習、更に調弦方法の確認をしました。最後の交流会では「できた。あーっという間に終わった」と言う声や「子どもに新たな発見ができ、刺激を受けた」という感想が出されました。

1月26日(金)箏の講習会は、体操の後、「わらべうたメドレー」の通し練習と箏講習生の発表会の出し物、わらべうた3曲の練習をしました。最初の「なべなべそこぬけ」は一人ずつ弾いて輪奏しましたが「輪奏にすると豪華な感じ」という感想が出ました。その後、「古謡・さくら」の練習をしました。シの絃を押してドを作るという事が初めてで正確な音を出すのが難しかったです。「さくらはなんとなく、箏を弾いているなあという感じがしました」という感想が出ました。

1月26日金曜三味線は1人水曜日に変更のため、3人で講習会を行いました。最初、体操の後開放弦と「たこたこあがれ」の練習をしました。一人がたこ糸の切れる音「ピューン」を入れるという事にしたら「ピューンを入れるのが楽しかった」という感想が出ました。その後合奏曲「さくら」とわらべうた「あぶくたった」の練習をしました。最後に三味線調弦方法を調子笛で合わせる練習をしました。レの音を覚えて自分の声で確認することを学びました。交流会では「ちゃんとした音を出すこと、指つかいが難しい」という感想が出されました。

 

1期講習生の練習を行いました

1月17日(水)昨年度の箏・三味線の講習生(1期講習生)がセンターに来て、今年度の講習生(2期講習生)発表会の時の演奏の練習を行いました。1期講習生の出番は「箏と三味線による合同演奏・さくら」の初めの部分を1期講習生だけで弾くこと、そしてその後2期講習生と一緒に弾きながら歌うことでした。この日は初めに箏、三味線各々で練習して、その後合同で合わせてみました。最初は初めての掛け声も楽器の音もおそるおそる小さめでしたが、練習を重ねるたびにしっかりと大きくできるようになりました。「去年いくらやっているとはいえ、調子こかず2期生の足を引っ張らないように謙虚にやりたいです」「常に緊張感をもって、でも緊張しすぎずに自信をもって演奏していきたいです。掛け声は最初ビクビクしちゃって弱弱しい掛け声だったけど、掛け声はみんなの演奏にかかってくるので、自分が自信をもって力強く美しい演奏ができるようにがんばります」という抱負を語ってくれました。