三多摩車人形を育てる会

車人形の新しい発展を願って1985年に創立した三多摩車人形を育てる会の活動をご報告します

2023年度車人形と和楽器の講習会第9回目を行いました

2月2日(金)車人形の講習会は、最初に「わらべ歌メドレー」を、次に創作劇「あきしまくじらのひげ」を車人形で練習しました。今回はタブレットで撮って、自分の動きを見てさらに良くしていこうという練習にしました。「タブレットを見て、登場人物のそれぞれの性格に合わせて動くのは難しいけど、自分なりの表現でやって車人形の魅力を広めていけたらいいなと思います」という言葉や、語りとして参加したAruk(旧子ども車人形の会)の人からは「年齢が低いのでたくさん動いている方が子どもらしくて良かった」という感想が出ました。

2月2日(金)太鼓の講習会、今回は2人が欠席で講習生は1人でした。基礎練習の後、童謡の練習・わらべうたメドレーの練習をしました。その後、寄せ太鼓の練習は、大太鼓のパート練習をしました。口唱歌で確認して締太鼓で通し練習をした後、大太鼓を叩いてもらいました。「大太鼓は音が大きいのでドキドキする」と言っていましたが、振りを大きく力強く叩くようにしてもらい、最後に締太鼓3人と笛を入れて合奏しました。「バチの持ち方に気を付けてやらないといけない。自然にできるようにしたい」という感想が出ました。

2月9日(金)箏の講習会は、最初に「わらべうたメドレー」と箏講習生の発表会の出し物、わらべうた3曲の通し練習をしました。その後、「古謡・さくら」の練習をしました。新しくかき爪・わり爪・合わせ爪・カーラリンと連の練習など、難しいことがたくさんありましたがみんながんばって練習をしました。「知っているさくらとちょっと違う感じがしたけど、何とかがんばれたような気がする」「ドレミ シャン カーラリンなどが難しかった。難しかったけど楽しかった」というような感想が出ました。

2月9日金曜三味線は2人が欠席のため講習生は一人でした。体操の後、開放弦と「たこたこあがれ」「古謡・さくら」「合奏曲・さくら」の練習をしました。楽譜を見ないでしっかりと手本を見て三味線を弾くことができていました。休憩の後、わらべうたメドレーの練習をしました。交流会では講習生より「耳で音を覚えるようにしたい」との発言がありました。三味線を持つ姿勢が良くなったと思いました。

2月14日水曜三味線の講習会は、5人が欠席で講習生は一人でした。最初に「合奏曲・さくら」の練習をしました。繰り返し何度も弾きましたが、講習生より「手本を録音して家で練習する」という発言がありました。休憩の後「たこたこあがれ」と「古謡・さくら」の練習をしました。本番での弾き方を学びました。その後、わらべうたメドレーを弾きました。最後の交流会では「今日はたくさんあったけれども楽しかった」という感想が出されました。