三多摩車人形を育てる会

車人形の新しい発展を願って1985年に創立した三多摩車人形を育てる会の活動をご報告します

2023年車人形と和楽器の講習会第5回目を行いました

12月1日(金)車人形の講習会は、1人が欠席。3人が考えたわらべうたの踊りを、人形で動いてみました。講習生みんながいろいろとアイデアを出し合い、和気あいあいと動くことができました。最後の交流会では、新しく子もりの人形を付けた講習生が「10歳の頃を思い出して童心に返ってやりたい」と言うと、やしょめの人形を遣った講習生も「年上の人形なので大人らしいしぐさをしたい。かつ乙女・女の子らしい動きをしたいなと思った」という感想を出していました。

12月1日(金)太鼓の講習会は2人が欠席1人だけの講習となりました。基礎練習の後「ソーラン節」「よせ太鼓」の練習をし、最後には大太鼓を入れて独りでたたいてもらいました。「スピードが不安になる。皆がいないと楽譜だけでは分からない」という感想には「締太鼓のリードについていくので間違えは気にしないでやって良い」というアドバイスをしたり、「家での練習中膝の上で叩いて青あざになった」という言葉には「座布団やまくら、段ボール箱だと音も出て良い」というアドバイスをしたりしました。

12月8日(金)金曜三味線の講習会は、「たこたこあがれ」と古謡「さくら」のメロディと伴奏の練習の後、わらべうた「せっせっせ」の練習をし、その後調弦方法を学びました。前回休んでいた小学生の子は、自主的に古謡「さくら」のメロディと伴奏を同時に弾いていました。2回休んだ人は「1か月ぶり2回休んだが楽しかった」と言い、練習にも前向きで、来週にやる水曜三味線講習会にも参加することになりました。

12月8日(金)箏の講習会は、来週学校公演で箏を弾くことになった講習生が早く来てくれたので、その時に弾く「せっせっせ」と「ほたる」の練習をしました。全員がそろってから、前回の復習をして、新しく総合練習の所と「あぶくたった」の練習をしました。「これで全員合奏のわらべうた4曲の練習をしました。この他箏班だけのわらべうた3曲と、箏三味線の合同曲古謡「さくら」の練習をこれからします」と言うと「8曲もするの⁉」という声もありましたが、「わらべうたは簡単だから」と言うとみんな笑顔で頑張ろうという気持ちになっていきました。

12月13日水曜三味線は1人欠席、3人と金曜三味線の人が1人参加して4人で講習会を行いました。「たこたこあがれ」古謡「さくら」の練習の後、わらべうた「せっせっせ」の練習をしました。その後、調弦方法の練習をしましたが、1回では難しいのでこれからも繰り返し練習することになりました。最後の感想会では、みんな「楽しかった」と言っていました。「下を向くので姿勢が難しい」「なかなか指がしっかり開かない」という感想には、1期講習生で1年先輩の人が「私も全然弾くことができなかった。ボチボチやって行けば弾けるようになります」というアドバイスを出してくれました。