三多摩車人形を育てる会

車人形の新しい発展を願って1985年に創立した三多摩車人形を育てる会の活動をご報告します

第10回「車人形と和楽器の講習会」を行いました

車人形講習会(2月15日)「新曲まんざい」の自己紹介部分を語りながら動きました。時々熱が出て学校を休むこともある講習生。でも、車人形の練習には元気に出てきてくれました。「ずっと寝てたからあまり動けなくて疲れました」と言いながらも、「昨日バレンタインデイだったからみんなにチョコレート作りました」と一人一人に手作りチョコレートを渡してくれました。「あこがれていたやしょめさんデビュー、発表会が成功できるよう練習頑張ります」というメッセージがとても嬉しかったです。

タイコ講習会(2月17日)発表会に関する話し合いの後「わらべうた」の練習をしました。舞台が大きいので3人で演奏をし、掛け声を分担の人がやることにしました。「よせ太鼓」では、力強い二人の締太鼓に、太いバチを借りて振りが大きくなった大太鼓が絡んでよい演奏ができました。最後に「木曽節」、基本のリズムを繰り返した後、歌・三味線・箏を入れて通しの練習をしました。交流会では「歌が入るとやりやすい。歌がしっかりしてないといけないと思った」という感想が出されました。

箏講習会(2月24日)最初に指馴らしの代わりに「わらべうた」の練習。本番通りに3人で弾くところと一人で弾くところを分けて練習しました。3人顔を見合わせて合図にしようと言うと緊張しながらもにっこり、息を合わせることができました。その後「木曽節」の練習。育てる会の皆が本番通りに歌って3回繰り返し後奏までできると、思わず拍手が起こりました。最後に「さくら」の練習。何度か繰り返し練習して、本番通りに前奏も入れ弾くことが出来ました。「3人そろったの1か月半ぶりだね」「うん、みんなでやると楽しい」と笑顔の練習風景でした。

三味線講習会(2月24日)三味線の調弦と体操の後、三味線班の演奏曲の「凧たこあがれ」と「古謡さくら」を練習。これは大分安定してきました。次に合奏用の「さくら」と「木曽節」の練習をしました。「木曽節」は発表会用の簡略版で1番を最後まで弾くことができました。交流会では「さくらの演奏が不安です」という声もありましたが「難しくなってきたので、家で練習します」と、発表会に向けて徐々に気持ちが高まりつつあります。