三多摩車人形を育てる会

車人形の新しい発展を願って1985年に創立した三多摩車人形を育てる会の活動をご報告します

第7回「車人形と和楽器の講習会」を行いました

タイコ講習会(1月6日)まず最初に「車人形」と「太鼓」の学習をしました。「車人形はすごいと思っていたが、改めて良いものと思った。やってみたい」という感想が出されました。その後、「よせ太鼓」の練習をしました。大太鼓と締太鼓を交代しながら三人で最初から最後まで通して演奏しました。「楽しかった。まだ叩きたい」「毎回やりたい」という積極的な感想が出されました。

車人形講習会(1月11日)最初に箱車で3人が連なって歩いたり、円を描くように歩いたりと、楽しく動きました。その後、人形をつけて歩き、「新曲まんざい」の最初の部分を演じました。途中タブレットで自分の動きを確認し、時間オーバーする事もいとわず納得するまで「もっとやりたい」と言う積極的な姿が見られました。最後に木曽節のビデオを見て、みんなで身体で踊りました。交流会では「今日はいっぱい頭を使ったので疲れた」と言うほど、「やしょめ」の人形の動きを一生懸命考え、動いた講習会でした。

箏・三味線講習会(1月13日)3月の発表会で、講習生全員で木曽節の音楽を箏・三味線・太鼓で演奏し、車人形で踊り、見ていただくことになっています。そのため、箏・三味線の講習の中で一緒に木曽節のDVDを見ました。木曽節の由来や歌・踊りの様子がよく分かりました。 「振付に意味があると知った。おもしろかった」「歌の意味とか単語が分かった。山の名前とか分かって、意味が分かって歌いやすくなった」という感想が出されました。

箏講習会(1月13日)最初に「お正月に箏の演奏聞いた?」と質問すると「ユーチューブで木曽節を見た。それと女の人が箏を弾くの見た。手が早すぎてすごかった」等楽しそうに話してくれました。その後、前回の復習をして、木曽節の1番の練習をしました。間に木曽節のDVDを鑑賞し、また続きの練習をしました。親指だけでなく中指を使って演奏したり、左手でシを押してドを作らなければならなかったりと、そこが難しく、交流会でも「シをずっと押していたので指が痛い」という感想が出されました。これからの課題です。

三味線講習会(1月13日)最初に貸し出し用三味線の練習について聞くと「毎日練習した」「あいまいな所があったけど問題なかった」等の返事が返ってきました。次に、古謡「さくら」の合奏を、メロディと合わせバチに分かれて練習しました。木曽節のDVD 鑑賞の後、木曽節の前奏の練習をしました。すくいバチ、合わせバチの練習をしましたがなかなか難しく、交流会では「木曽節が難しかった。コツコツ頑張っていけば前に進める」という感想が出されました。