三多摩車人形を育てる会

車人形の新しい発展を願って1985年に創立した三多摩車人形を育てる会の活動をご報告します

児童文化部研究会で車人形のレクチャーを行いました

9月20日(水)八王子市小学校教育研究会児童文化部のお招きにより、八王子の小学校で車人形公演とレクチャー、車人形体験を行いました。5校時は体育館で6年生3クラスの児童と児童文化部の先生たちに「新曲まんざい」の車人形を見ていただきました。6年生のたくさんの児童が舞台の車人形を食い入るように見つめていた瞳が心に残りました。その後、各クラス1名の児童による車人形体験を行いました。「重かったけど、楽しかった!」体験者の声です。

授業後は多目的室に移動して、児童文化部の先生たちに車人形についてのレクチャーを行いました。車人形発祥の地である昭島生まれの先生より「なぜ3人遣いの文楽を一人で演じようとしたのですか?」という車人形の生まれた背景について質問が出ました。その後、5人ずつ2回、計10人の先生方に実際に車人形を遣ってもらいました。さすが、大人が遣うだけあってすぐに様になり、「自由に動いて良いですよ」と言われると、見学の人と握手をしたり、人形同士挨拶をしたり「楽しい、こんなに自由に動かせるんだ」と言いながらのびのびと動いていました。最後の挨拶でも「車人形が一層身近に感じられました」という感想の言葉が聞かれました